高齢化社会となった日本はこれからますます高齢化社会が進んでいくとされています。
このような日本に住む私たちは高齢化した自分自身や両親のアルツハイマー発症から去れられなくなってきているのではないでしょうか。
なので、私たちはアルツハイマーとは何なのかを知り、実際発症した時に早くそれに気付き、最善の対応を志したいと思うのです。

アルツハイマーで思いつくのが、きなりサプリなどのDHAやEPAが入ったサプリメントですが、アルツハイマーにサプリは効果がありません。

ここでは、アルツハイマーの原因と対策について説明します。

アルツハイマー

簡単に記すと、アルツハイマーとは何らかの影響でたんぱく質が蓄積して脳の神経細胞の変化や脱落をおこし、脳の働きを低下させる病気です。
それに伴い脳の萎縮が発生するので感情のコントロールが出来ずに興奮したり、怒りっぽくなるなどの症状が出ます。

一般的によく知られている記憶障害や見当識障害(自分のいる場所や時間が分からなくなる)などの症状もこのためです。
しかしながらたんぱく質が蓄積する原因はまだはっきりとは明らかになっていません。

加齢によるもの、遺伝やたんぱく質の排泄機能がうまくいっていないなどの原因が少しずつ解明されてはきています。
なのでたんぱく質の排泄機能に関与するインスリンの働きが悪い糖尿病の方は発症しやすいなどといわれています。

また、良質なたんぱく質を維持するための適度な運動もアルツハイマー認知症の予防を助けるともいわれています。
しかし、発症の原因が明らかになっていないため、治療薬も認知機能に対する神経細胞の伝達を促進させて症状を遅らせる治療が主で、たんぱく質の蓄積を阻害するですとか脳の萎

縮を抑える薬というものは今のところ開発されていません。
そのため治療薬といっても対処療法にちかいので、脳の機能が元に戻る、症状が完全になくなるなどの改善が見込まれないのが現状です。

アルツハイマーは病気

このようなアルツハイマーの原因をまずは理解し、アルツハイマーは病気なのだということを意識しておくことは身近な人が罹患した時にお互いを助けます。

頑張って無理矢理に記憶を思い出させようとする、分かってもらおうとする、多くの情報を与えてしまい、それらが出来なくて介護者、患者の両者が怒りの感情を露わにするという現状をよく耳にします。

このような物理的な原因が症状を発症させているので改善しようとしても難しいのです。
改善薬もありません。

分からないで介護者が治療に一生懸命になると患者、介護者の両者が疲弊します。
この様な不安定な環境は病気の進行にも影響します。

アルツハイマーへの対応

では、具体的にはどのような対応がいいのでしょうか。

進行性であるこの疾患は何もかも急に分からなくなるわけではありません。
なのでもちろん我々健康な人と同じ自尊心があります。

「ボケてるから」や「お漏らししている」などの言葉は禁句です。

また急な環境の変化も、その状況についていけなかったり、分からなかったりして混乱を招きます。
介護者主体で大きな部屋の配置換えをするのはやめましょう。

分かっていないように思っても小さなことでも一つ一つ説明をして、反応を見ながら進めることが必要です。
着替え一つでも「はい、着替えますねー」と急に脱がされると混乱し、攻撃的になったりします。

ゆっくり、なぜ着替えをするのかを説明し、体に触る時は触ると声をかけてから始めましょう。
そうでなくても前述したように脳の機能の低下により暴力的、攻撃的になることもあります。

そんな時に正論を言って反論してもさらなる混乱を招き収集がつかなくなります。
そのような時は少し時間を置くことも必要です。

部屋を離れても良いのです。

また、このような暴力的な行動は身近な人の方が甘えがある分出やすいといわれています。
介護者が近親者などで辛いと感じた時は無理をせずにヘルパーを頼むなど距離を置きましょう。

まとめ

このように、アルツハイマーは進行性であること、改善薬がないことから介護者、患者ともに病気と長く付き合っていかねばなりません。

上手に付き合っていくためにまずは本人を一人の人間として大切に扱うこと、それが無理な状況に陥った時は物理的な距離を置いたり、社会資源を利用することで本人と介護者の両者が安心する環境を作ることが一番大切です。